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代替財(substitutional goods)

代替財とは、ある製品やサービス(財)と同じ用途で用いられる財のことを言います。

蛍光灯に対してのLED電球や、カメラに対してのスマートフォン(写真撮影機能において)などが例として挙げられます。

企業のサービスや製品がダメージを受けるのは、同じ業界の競争相手からよりもこうした代替財によるものが大きいです。

ダメージを防ぐためには、自社がターゲットとしている顧客のニーズをよく理解し、それに対する代替財への注意を怠らないことが重要です。

また、ある面では代替財となりうる財でも、別の面で異なるニーズが存在する場合には棲み分けが可能です。

コンタクトレンズに対して、ファッションアイテムとしての機能もある眼鏡や、音楽配信に対して、物理的に製品を所有できるという魅力があるCDなどが一例です。