まずゲームの木を理解する前提として、交互進行ゲームを理解しておく必要があります。

交互進行ゲームとは、あるプレイヤーが行動を選択した後に、別のプレイヤーが行動を選択することです。

ここでは例題を添えながらゲームの木について説明していきます。

あるハンバーガーショップが町Aの需要を独占していました。

しかし安価で有名な町Bのハンバーガーショップが町Aに出店を検討している、という噂が流れてきます。

ここで町Aのハンバーガショップは高級ハンバーガーショップの路線に切り替えるか、それとも安いハンバーガーショップの路線に切り替えるかの選択を迫られます。

そのうち意思決定が枝分かれしていき、一つの図が出来上がります。

その図をゲームの木と呼びます。