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学習する組織(Organization to learn)

学習する組織とは、システム思考を基盤としながら、個人とチームが効果的に変化する能力を継続的に開発している組織のことです。

組織学習の基本単位は個人ではなくチームであり、構成員の一人ひとりが皆自律性と協調性を持ち、過去の組織文化や戦略の枠に思考や行動を縛られることなく、現在の環境に適応する強さと将来の変化に対応する柔軟性を理解し実践することによって成り立っており、組織全体が学習する能力を備えていることをいいます。

ここでの「学習」とは、単に知識を習得することだけでなく、思考や行動パターンを変えていくことを示しています。

ハーバード大学ビジネススクールのクリス・アージリスの「ダブルループ・ラーニング」とマサチューセッツ工科大学でSoL(Society for organization Learning)の創設者であるピーター・センゲの「5つのディシプリン」が世に広めました。