選抜教育は、企業において特定の従業員を選別し、集中的に教育を施す教育制度のことです。

ある業務にかかわる全員の業務遂行レベルが上がるように、広く教育対象者を設定して教育をしていく底上げ教育と対比して用いられます。

経営幹部養成教育などは、選抜教育の典型で、効率的に将来の経営幹部を育成することができるメリットがある反面、選別した人材が離職した際の損失が大きく、選抜されなかった従業員に不公平感を醸成し、モチベーションが低下するといったデメリットがあります。