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2022.1.28 2022.1.30

海外ビジネススクール留学生が、日本で就職する際に押さえておきたい4つのポイント

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海外ビジネススクールに留学中の方やこれから留学する方で、留学後に日本への就職を考えている方も多いと思います。

留学中は、授業の予習復習や課題をこなすのに多忙な毎日を過ごすことになりますので、就職活動はぜひとも効率的・効果的に行いたいものです。

また、ご自身のキャリアビジョンを実現するために、具体的な転職先候補が既にあり、その会社に是が非でも入りたい!という強い想いをお持ちの方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、海外ビジネススクールへ留学中の方が、日本で就職する際に押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。

留学先で積極的に人脈形成と情報収集をする

海外ビジネススクールに留学する大きなメリットの1つは、同じ学校の同窓生(卒業生含む)との強力なネットワークにご自身が加われるという点です。

留学前には接点がなかったような多様な業界・会社・職種の人材と知り合うことができます。

このネットワークは、日本で就職する際の大きな武器になることも多いでしょう。

留学中にアンテナを高く張っていると、同窓生や卒業生との交流会や食事会の機会が多く巡ってきます。

たとえば、コロンビア大学に留学した女性は、留学中に「コロンビア大学在学中の日本人女性の食事会」に参加し、コロンビア大学の大学院(ビジネススクールに限らず)に留学する国際機関、外資系投資銀行/コンサルティングファーム、外資/日系大手の製薬やメーカー等の企業勤務の日本人女性20名と、一気に知り合いになることができたようです。

その後日本で就職活動をした際に、このときに知り合った人脈を生かして、行きたい業界や会社に近いところで働く同窓生に詳しい話を聞いて回ることにも繋がりました。

こうした機会は、「今後の業界の動向の深い理解」、「明確な志望動機やキャリアビジョンの形成」に非常に役立ちます。

ちなみに、業界動向の理解や志望動機・キャリアビジョンは、中途採用の面接の際、重視される質問項目で、いかに具体性・説得性をもって語れるかが、他の求人応募者と差別化になるポイントとなります。

また、外資系企業や日系大手企業では、リファーラル採用といって、すでに当社に勤務する社員の推薦で受験する人材向け専用の採用プロセスを設定している場合が多いです。

リファーラル採用は、「類は友を呼ぶ」の考えで、すでに当社に入社して活躍できている人材の周りには、同じように優秀な人材が集まっているはずだ、という考えのもと用意されています。

そのため、企業によっては、選考プロセスの一部が免除されていたり、面接が受かりやすいことも多いです。

こうしたリファーラル採用に、留学時代に築いた人脈が活きる可能性もあります。

留学中は積極的にこうしたネットワーキングの機会に参加し、LinkedInやFacebook等のSNSも活用して、様々な人材とコンタクトをとれる状況を作り、その人脈を駆使して、就職活動を行いましょう。

複数の転職エージェントとつながる

複数の転職エージェントとつながる

日本での就職活動において、行きたい業界の転職市場動向をおさえ、常に興味のある業界や職種のオープンポジションの最新情報が取得できる状態を作っておく必要があります。

着手時期は転職活動を始める6か月前~1年前くらいがおすすめです。

そのためには、複数の転職エージェント(ヘッドハンター含む)と繋がっておくことが不可欠です。

多くのエージェントが、「今すぐの転職を考えていなくても、情報交換だけでもOK」というスタンスを取っているので、それこそビジネススクール留学中から、積極的にエージェントとも交流し、ご自身のことをエージェントに認知しておいてもらいましょう。

そうすれば、エージェントから、自身の興味のある業界や職種のオープンポジション情報をタイムリーに流してもらうことができ、効率的かつ効果的に就職活動を行うことができます。

さらに、転職エージェントと繋がるもう1つのメリットとして、エージェントに対して、自身のキャリアビジョンや成し遂げたいことを話す機会を繰り返し持つことで、語る内容がどんどんブラッシュアップされていくということです。

他人に話すことで、自身の想いが言語化でき、ときには自身が思ってもみなかった考えが沸き上がることもあります。

また、転職支援が豊富なエージェントは、これまでたくさんの人材の支援をしてきたこともあり、人材に対して非常に目が肥えています。

そうしたエージェントは、履歴書や職務経歴書の内容に有益なアドバイスをくれたり、キャリア形成の相談に親身にのってくれたりします。

但し、一口に転職エージェントといっても、非常に多くの会社が存在しますので、エージェント選びは慎重に行ってください。

良いエージェントの見極めのポイントは、
①自身の中長期的なキャリアビジョンをしっかり理解してくれて、その実現のためにふさわしい案件のみを紹介してくれ、決してふさわしくない案件の紹介や無理な転職活動を要求したりしないかどうか
②自身の行きたい業界や自身の職種の案件に強いかどうかの2点です。

この2点を見極めながら、良いエージェントと繋がっていけると、彼らがご自身の転職活動の伴走者となって、しっかり支援してくれる可能性が高いでしょう。

履歴書と職務経歴書を全力で仕上げる

履歴書と職務経歴書を全力で仕上げる

多くの方が、今まで買ったことのない商品を新しく買う際、商品のパッケージやパンフレットを見ると思います。

こうした商品のパッケージやパンフレットの出来栄えが、その後の購入につながる場合も多いです。

これと同じで、あなたの「履歴書」や「職務経歴書」は、あなた自身を紹介するパッケージやパンフレットのようなものです。

企業側に、あなたに対する好印象を持たせ、「この人に会ってみたい」「この人と一緒に働いてみたい」と思わせるようなものに仕上げられるかが重要になってきます。

そのため、履歴書や職務経歴書の作成においては、十分な時間と労力をかけて、自分が納得できる水準まで仕上げていくことが大切です。

証明写真の写り映えはもとより、1文1文の文章にも気を配り、全体としてプロフェッショナリティを感じさせるクオリティのものに仕上げられているか、注意して作成していきましょう。

企業側は特に重視するのは、
①あなたがこれまでにどういう実績をあげてきたのか
②あなたがどういった中長期的なキャリアビジョンをもっているか
③そのキャリアビジョンの中で、当社でどういうことをやりたくて、どういう貢献ができると考えているか
の3点です。

①については、できるだけ数字も用いて定量的かつ具体的に実績を語れることが重要です。

②、③については、相互にリンクしている内容で、あなたが描く中長期のキャリアビジョンに、当社がどう位置づいて、どのような貢献をしてくれそうか、企業側はその点を最も注意深く見てきます。

こうした内容は、事前にしっかり準備して考えが固まっていないと書けない項目になりますので、時間をかけて明確化していきましょう。

海外MBAに行かれている方であれば、なぜMBAに行ったのか、その経験をどのように活用することができるのかと言った事も当然ながら示す必要性があります。

着手時期は転職活動を始める3~6か月前くらいから行い、万全の態勢で求人に応募できるようにしましょう。

英語面接の準備も抜かりなく

海外MBAホルダーの多くが、外資系企業のポジションや、日系企業のグローバル関連の業務を担うポジションへアプライされると思います。

こうしたポジションの選考になると、英語面接が入ることも多いです。

注意したいのは、英語面接だと事前に知らされておらず、本番でいきなり英語面接に切り替わる場合です。

この手のポジションに応募した際に事前告知なく、当日いきなり英語面接に切り替わったという体験をした方も多いです。

「じゃ、今から英語で面接ね」といきなりふられると、多少英語に自信のある方でも、頭が真っ白になって、実力を出し切れない、ということも考えられます。

そのため、選考の過程でいきなり英語面接に切り替わっても、日本語と同じクオリティで、志望動機やキャリアビジョンが語れるように、しっかり準備をしておきましょう。

キャリアビジョンを叶えるために事前準備をしっかりと行おう

海外ビジネススクールへ留学後、多様な魅力溢れる人材と接して多くの刺激を受ける中で、ご自身の将来のキャリアビジョンが明確化されていくと思います。

MBA取得後に選ぶ転職先の企業・ポジションは、あなたのキャリアビジョンを実現していく上で、非常に重要な位置づけになるはずです。

人脈形成・情報収集・選考対策に十分な労力と時間をかけ、エージェントをはじめ、他者の力もフル活用して、ぜひご自身の希望する企業・ポジションへのアプライを行い、内定を取れるようにしましょう。

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