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2020.12.23 2020.12.23

転職の際に直接応募とエージェント経由での応募のメリット・デメリット

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転職の際に直接応募とエージェント経由での応募のメリット・デメリット

近年は転職活動の応募方法は多様化し、様々な方法で企業にエントリーすることが可能となりました。

企業のHPからの直接応募、人材サイトや人材紹介会社を経由しての応募、企業からのスカウト、SNSをきっかけとした応募、イベントや知人からの紹介など様々です。

今回は転職の際に直接応募とエージェント経由での応募のメリット・デメリットについてご紹介いたします。

直接応募とエージェント経由応募の大きな違い

色々な応募方法がある中で、大きな違いがあるものとしてエージェント経由での応募があります。

それ以外は媒体やツールに違いはありますが、基本的にご自身で直接応募され、その後のすべてのやりとりを企業側と直接やり取りしながら選考が進みます。

一方でエージェント経由の場合、面接を除いてその他のやり取りの多くをエージェントを介して行われます。

この2つの方法・違いがある中で、どちらのほうが自分にマッチした良い転職活動を実現できるのでしょうか。

直接自分ですべて行うか、エージェントが間に入ってフォローしてくれるか、どちらが良いか、については、お一人お一人の状況によって異なりますので、今回はどういったメリットデメリットがあるか、をまとめてみたいと思います。

直接応募のメリット・デメリット

直接応募のメリット・デメリット

直接応募にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

基本的にはエージェントを介さずに応募先企業とコミュニケーションをとり、選考が進んでいきます。

この直接コミュニケーションをとることが、プラスにもなれば、マイナス要素にもなってしまうとろこが気を付けるべき点です。

直接応募は、
・直接企業側に思いを伝えらえる
・選考状況や企業側のフィードバックなど、実態・感想を直接確かめられる

違う表現をすると、
・直接企業と全てのコミュニケーションを図り、思いを伝えなくてはならない
・フィードバック詳細を直接聞けるが、どこまで聞いていいかわからない、聞きづらい場合もある

上記を踏まえて、ネガティブ要素、気をつけなくてはならないことは、面談面接はもちろんのこと、それ以外のコミュニケーション、連絡の取り方など含めて、全て自分で行うため、自分の都合で忙しかったり、対応が遅れてしまったりなどあった場合、選考に影響が出てしまう可能性があります。

また企業側にどのタイミングでどういった質問をしてよいか、悩ましいこともあるかと思います。直接情報を得られる立場でありながら、結果的に情報を得られない、聞けずに選考が進んでしまう、そしてミスマッチになってしまう、ということも起こりうるので気をつけなくてはなりません。

上記の点が、ある方はメリットに感じ、他の方はデメリットに感じ、それぞれあるかと思います。

最近ではWantedlyやSNS経由で直接カジュアルに企業側とコンタクトできる方法が増えてきています。

その時の対応一つがその後キャリアを左右させるものですので、直接応募・直接企業とやり取りする場合には、この点を気をつけて、意識を高めて向き合っていただければと思います。

エージェント経由での応募のメリット・デメリット

エージェント経由での応募のメリット・デメリット

エージェントを利用する一番のメリットはHPやサイト上には掲載していないような非公開求人の取り扱いがあることです。

例えば上場企業の代表や取締役など重要なポストに相当するポジションを募集する場合、現ポジションの方が退職する可能性もあるため後任がしっかりと決まるまで公開したくないような企業も多いのではないでしょうか。

エージェント経由での応募の場合は、日程調整や企業側のやりとりを全てエージェントが対応するため、選考がスムーズに進みやすく、仕事をしながら転職活動をしている方にとりましては、大きなメリットがあります。

日程調整、選考をスムーズに進められるかどうか、これも良いご縁をつかむために必要なことでもありますので、お忙しい方はエージェントをうまく活用すると良いでしょう。

気をつけることは
・エージェントに自分の志向、状況を正確に理解いただくこと
・そして、それに基づいて、企業側とコミュニケーションをとっていただくこと、
・またそれができるように「エージェントとしっかりコミュニケーションをとる」こと
です。

これができていないと、企業側とのやりとりをお願いしていても、自分の意図や考えとは違う方向に進んでしまい、希望通りに進まない、ズレた方向に進んでしまいます。

企業側のフィードバックも正確に知ることができなかったり、わからないことばかりが目立ち、それでも選考が進んでいき、結果ミスマッチになってしまうこともゼロではありません。

そのため、エージェントとしっかりコミュニケーションをとり、自分のことを知ってもらえるように努めてください。

そうすれば、心強い味方になってくれることは間違いありません。

これができていれば、エージェントは正確な情報をクリアに教えてくれますし、的確なアドバイスもしてくれます。

自分の描きたいキャリアビジョン、希望条件、その他個人的な状況、それらをしっかり受け止めて、企業側とお話、フォローをしてくださいます。

転職活動は孤独でもありますので、そういったときに的確なサポートをしてくれる、自分の味方になってくれるエージェントは心強い存在です。

こんな時は直接応募ではなく、エージェントからの応募が良い!

こんな時は直接応募ではなく、エージェントからの応募が良い!

直接応募の場合、自分の経歴を補足することが難しいです。

経歴書の文面だけで書類選考は進み、その背景にあるものは伝わりづらいです。

また、それを自分で補足しようとしても、あまり良い印象につながりません。

自分の経歴に自信がない、いろいろな事情があって今のような経歴になっている、という場合は、エージェントからの第三者の視点で補足をしてもらいながら、応募をした方が書類が通過しやすい、直接応募よりも通過の可能性を高めることができると思います。

過去の経歴は変えられません。

ですが、その伝え方は工夫できますので、その点はエージェントのアドバイスをもとに進められると良いと思います。

条件交渉は自分でやるよりもエージェントに相談がおすすめ

転職に際して、重要な条件面は誰もが少しでも良い条件で、とお考えと思います。

選考段階や最後の条件のすり合わせの時に、条件の希望を企業側には伝えづらいのではないでしょうか。

これを主張したら内定が出ないのではないか・・という懸念もあるかと思います。

個人的な状況やご家庭のある場合など、どうしても条件を妥協できない時もあると思います。

エージェント経由の場合にはエージェントにまず相談し、最適なタイミングと最適な方法での条件交渉をサポートしてくれるはずです。

もちろんエージェントは企業側の条件設定の傾向もある程度把握しているはずですので、それに基づいて相談し、できる限りの相談を企業側にしてくれると思いますので、ぜひエージェントを活用し、相談してみてください。

どのような応募方法であっても、大事なことは自分のビジョン、方向性がしっかり定まっているかということになると思います。

将来の方向性をしっかりと定めた上で今の状況を踏まえて、最適な方法で応募をしてみましょう。

わからない場合は、一度エージェントと相談してみるのも良いと思いますのでご相談もお待ちしております。

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